用具検証
「spline P1」×「755(鬼釜Ⅲ)」 0.8mm

柳材を使用した異質用ラケット「spline P1」と中国メーカー「フレンドシップ(729)」のロングセラー粒高「755(鬼釜Ⅲ)」の組合せを検証・数値化

 

 

打球感 3

総柳5枚ながらリアルヒット加工により少しだけ弾く感じのあるスプラインP1と打球感としてはソフトな755(鬼釜Ⅲ)との相性は良く、全体的にソフトよりの打球感です ただソフトなだけではなく、しっかりと打つ事が出来る点も守備的なラケットして使われる事が多いのが一般的な「総柳5枚合板」の打球感と異なりますね ボールを持つ感覚がありながらも強めに弾くと掴みすぎて飛ばない というような事が無いです 止める事と打つ事 どちらもバランスよく行える組合せとなっていますね

弾性 2.5

一般的なゴクウスが1.0mm程度ですので「0.8mm」というのは相当薄いです(中国製なので、精度の面で多少バラつきの可能性あり) そのラバーと多少弾くとはいえ、弾性は抑え目の「スプラインP1」の組合せはやはり守備的な弾性ですね ただこの薄さのラバーと守備的な5枚合板ラケットとしては弾みは良い印象を受けます ショートやブロック時には強弱がつけやすく、プッシュや強い打球の際にはスピードがまずまず出せる組合せですね 意外に変化するので、受けづらいボールをコントロールしながら速いボールが打てる印象です

球持ち 2.5

球離れが早い用具ではない同士の組合せなので、球持ちは良いですね 柳ラケットの吸収とスポンジとの効果は高いです ボールをしっかりとコントロールできるので、操作性は各段に高い組み合わせといえます スプラインP1のコンセプトが「粒高での回転のかけやすさと安定性」という通り、高いレベルで達成できている組み合わせですね  変化幅はそれ程大きくないラバーですが変化がつけやすいので、小刻みな変化をコントロール出来る点は大きいです

総評 7.5

粒高を使用する事を前提としたラケットと安定性が特徴の粒高なので、どの技術も総じてやりやすい組合せですね 特に粒での攻撃がやりやすい事が印象的でした リアルヒット加工の飛ばしやすさは総柳5枚合板としては良く弾いてくれる印象です 粒高が滑らないので、使いやすい点も良いですね ペン異質としてはバランスタイプの組合せです 構成はカット用の「D1」と同じなのですが、守備的に偏重せずに打っていける所もこの組合せの良い点です ネックらしいネックは無いですが、使いやすさ重視なので「キレ・変化」どちらも際立ったスペックではないという事くらいですかね ラバー・ラケット共にコストパフォーマンスは抜群です 総合的には良い組合せでしたね

アリ? ナシ ? 実験者感想

個人的にはかなりアリな組合せですね 滑らずに打てるというのは大きいです 粒が軟らかすぎないので打ちやすいですし、厚さの割には飛び方も悪くない 変化もそこそこ出る プラボールの影響がそこまで大きくなかった等、良い点・及第点は多かったですね バランス重視の組合せですが、変化とブロックを重視したタイプよりはチャンスボールは強打で決めるプレーに向いている印象を受けましたね コスト面が非常に良いのでお勧めです