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日本製スポンジを使用 食い込みの良さがアップ
「紅双喜×nittaku キョウヒョウ2 NT50」

長らく「紅双喜」社の日本総代理店を務めるニッタク社が日本国内市場用にラインナップしている強粘着ラバー「キョウヒョウ」ですが、日本製スポンジを使用した「NT50」タイプは廃盤となりました 「NEO」シリーズ以外では「普狂」にあたる通常のキョウヒョウ(日本製スポンジを採用モデルあり)や省グレードに相当する「PRO」シリーズは現在もラインナップされていますが、日本国内のルール改正の影響により「省狂」等の入手が比較的容易になったので「品質」や「代理店」という安心感以外の部分では厳しくなってきていますね

キョウヒョウ2(NT50) (1)  キョウヒョウ2(NT50) (3)

NTタイプのキョウヒョウのパッケージは「2」が赤×緑系統のカラーリング 「3」は青×オレンジ系統のカラーリングとなっています デザインは通常のキョウヒョウに通じる部分がありますね 数字が大きく前面に来ています ニッタク社からラインナップされる紅双喜のラバーの品質は中国国内市場の品質とは圧倒的に差がありますが、その分価格に反映されていることがネックですかね ただしこのラバーの場合は二社の合作の様なものですから、中国市場でも価格が抑えられることは無いです 日本市場の物に関しては省グレード以上の品質は確保されている印象を受けますね

キョウヒョウ2(NT50) (2)  キョウヒョウ2(NT50) (4)

NT50タイプのスポンジは見た目もオレンジ色で一見すると普通のキョウヒョウの様にも見えますが、ロゴ部分に「紅双喜 nittaku」とある点で日本市場のものとわかります 後はラバーのスポンジ部分に「NT50」の文字が加わるので、これらで判別できるようになっています シートの質感はかなり良く粘着の質が均一ですね グレードの良いキョウヒョウのシートと遜色が無いです

最大の特徴はやはり日本製のスポンジでかなり食い込みが良くなっています これにより球持ちが格段に良くなってますね 更にシートの摩擦力も加わり、かなり回転がかけやすくなっています ただし従来の粘着ユーザーには軟らかすぎるので、従来の粘着ラバーが硬く感じるユーザーや特殊素材で粘着ラバーを使いたいユーザー向けのラバーといった印象です 高弾性ラバーに強粘着シートを合わせたようなラバーですかね ノングルーで使用すると弾性不足な面は否めないですが、普狂等よりは弾みが不規則でない上にそれなりに弾むので、こういった面でも「質」の違いが明らかに出てきます

キョウヒョウとしては相当な軟らかさを持ち、食い込ませやすいので打ちやすいラバーですが、イレギュラーするような不規則な球質はおとなしくなっている様な感じがしますねえ これは日本市場用のラバー全体にいえることですが、中国ラバー独特の球質を求める場合は中国市場モデルの方が良いですね 日本国内市場のものは品質の高さと若干の軽量化 安定した性能 といった所です コストパフォーマンス的には圧倒的に中国市場モデルですが、品質のバラつきはグレードを下げるほど大きくなるので、バラつきを避けたい場合は日本市場モデルの方が安定しています

日本製スポンジを採用したキョウヒョウはかなりつかいやすく弾みも粘着ラバーとしてはそこそこにあるので、バランスとしては良い方ですが、品質等の為に高価格帯になってしまっている所がやはり敬遠されてしまう理由かもしれませんね とはいえ、食い込みを容易にして回転のかけやすさがアップしている点ではスポンジの良さが出ているといえます シートが非常に優秀なのでスポンジの組合せで大きくラバーの印象が変わりましたね

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