ハードで重い 「STIGA KEVTECH WRB」

木材の打球感を重視する「STIGA」のラケットの中ではしなりが少なく、また重量がある「KEVTECH WRB」(ケブテックWRB)です 素材系の打球感が良く出ているラケットですが、STIGAらしく「木材らしさ」を残してもいるラケットですね

 

KEVTECH WRB (5)   KEVTECH WRB (6)

 

ブレード自体は少し小ぶりですが、持ってみるとかなりずっしりとした印象です  打球感はかなり硬い部類に入りますが、素材系独特の響きの強い物ではなく、硬い木材系ラケットに近い打球感となってますね  スペックは「160×150mm」程度 グリップは「100mm」位です 板厚は「約7.0mm」となってます

 

KEVTECH WRB (3)   KEVTECH WRB (4)
KEVTECH WRB (1)   KEVTECH WRB (2)

 

ラケットの平均重量が「95±5g」とかなりの重量となってます ラケットがスカスカではなく密度があるので、しっかりとした打感で、パンチのあるボールが出ますね ボールの質はかなり重くなっていた印象があります 打球感がかなりの硬さでしなりが少ないので、粘着ラバーの使用にはかなりのパワーが必要ですねえ ボールをつかむ感覚が薄いので、ラバーで調整する必要がありますね ラケットの特性上、ハードヒット系には相当強い印象がありました 強く当てた際にラケットが当たり負けしないので、威力あるボールが放てます

 

これだけ硬いと弾道も棒球のような感じになるのかなと思っていましたが、他社の硬めの素材系に比べると棒球にはならないですね これは意外でした 硬めの中ではしっかりと弧を描く弾道になります 力がないとラケットに負けてしまうので、扱いの難しいラケットという印象ですね フィーリングや繊細なタッチを重視する方よりも力でぐいぐい押していくパワーヒッターの方に向いているラケットです 当たり負けしないので、相手との大きなラリーになった際にもボールが押されないのは非常に大きいです やや下がり目からでも威力あるボールが放てるので、振れるパワーがあれば、相手を威力で押し切れます

 

裏ソフトで使用する際はかなりのパワーが必要になる印象でしたが、表ソフトで使用するとこの「ハード」さがかなりいい方に作用します 軽・中打でもスピードが出るので、連打のしやすい印象がありました 強打時にも力のあるボールが打てるので、表ソフトを活かしやすいラケットでしたね 使いづらさを感じたのが「中国製表」や「半粒」ですかね 中国表の場合はスポンジが硬すぎるとラケットと反発しあってうまく距離が出ない印象がありました その為、強打してもボールが飛んでいかないんですよね シートがクセの強いものであればこの特徴を活かして変化ショート・ブロック等に活かせるんですが・・・・ 半粒の場合だと球の離れが良いので、飛びすぎてしまう事が多いですね その為変化を出し切る前に飛んでいってしまいます スポンジがソフトな物でもこんな感じなので、異質よりもフォアメインの方が表は有効ですね

 

同社の中ではかなり「異色」な印象のあるラケットですが、しっかりと弧線を描く所や素材系の割に金属質な響きのない木材的な打球感等は「さすがSTIGA」なんですよねえ ケブラー系のラケット中では抜群に威力がでます 一発強打に魅力を感じる方はおススメです ネックなのはやはり「重量」ですねえ 相当重さを感じるので、ペンだと更に悩まされそうです 個人的には打球感は好きですが、使用するとしたら「ペン裏面」はちょっと考えますね・・・・・ 相手のテクニックを「力」で圧倒できる パワフルなラケットです