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悲運! 使いやすいオールラウンドテンション
「バタフライ サーメット」

バランスの良いテンションラバーとして登場した「サーメット」ですが、「ブライス」や「テナジー」の陰に隠れ続け、その後の「ラウンデル」発売によりあえなく「廃番」となってしまった悲運のラバーです。

 

 

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パッケージやネーミングは個人的には大好きですね  ъ( ゚ー^) 価格は「4725円(定価)」でしたか。 「テナジー」登場以前の価格帯だとかなりの高価格帯ですが、性能的にはその価格帯に見合うだけの性能は持っていると思います。ただ後発の「ラウンデル」がコンセプトが重複する上に価格も安いのでこのラバーの存在は微妙な位置へと行っちゃいましたね・・・・・・。 打った感じはソフトでテンション系にしては弾みは抑え目ですが、打てばしっかりと飛び出すので非常に使いやすい印象です。

 

つやのあるしっとりとしたトップシートはこの業界屈指の品質の良さがよくわかると思います。このラバー当初アニキが「カットもできるテンション」としてテストしたわけですが、しっかりと食い込むので比較的やりやすいそうです。ですがテンションなのでボールを抑えるのに慣れるまで苦労してましたね。 アニキによると、フォアよりもバック向けのようで「コントロールと威力を両立させたい場合はこのラバーはいいと思う」、とのことです。

スピード・回転、どちらも高いレベルでバランスを取ってあり死角がないラバーではあるんですが、「テンション系」というカテゴリーでみると、飛びぬけた性能は持ってないんですよねぇ・・・テンション系にしては抜群に使いやすいです。個人的にはアニキと同じく、バックでの使用は相当おススメ出来るラバーですね。ボールが食い込んだ後飛び出すような感じで、回転もかけやすく非常に気持ちのいい打球感をしています。

「安定性と威力」パッケージの通りだとは思いますが、ヘビーなテンションユーザーだと「中途半端」と感じてしまうかもしれません。個人的には好きですけどね、この打球感。ボールが素直なので相手に慣れられやすいかなぁ、とは思います。やや下がり目のプレーを好む方やボールタッチを優先する方などにはいいのではないでしょうか 「ラウンデル」にもこの「サーメット」のような「使いやすさ」というのは継承されていますね このクラスで高性能なテンションラバーが多数ラインナップされる以前に登場していたバランス型のテンションラバーでしたね

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