用具検証
「Galaxya Carbon」 × 「THUNDER BALL2」

ハードなスウェーデン製ラケット「Galaxya Carbon」と非常にソフトで低弾性の微粘着ラバー「THUNDER BALL2」の組み合わせを検証・数値化

 

 

打球感 3

ラケットは非常に硬質であるんですが、サンダーボール2が非常にソフトで食い込むので、ラケットの硬さを忘れてしまうほどの打球感ですね とはいえラバーが食い込んだ後にはラケットの硬さがしっかりと手に伝わります ラケット本来の硬さをラバーがかなりマイルドにさせていますね 通常の粘着系とは明らかに異なる打球感となります 楽に食い込ませる事ができるので、ハードヒッター系のラケットを使用している割には打ちやすく感じます

弾性 3.5

これに関してはラバーが足を引っ張っている印象ですね 食い込みまでは回転のかけやすさもまあまああり良いのですが、その後の「飛び出し」 これが非常に弱いです 飛距離もスピードも出ないので、「テンポ良く」や「軽快」といったものは皆無ですね 下がっての打球は厳しいので、プレースタイルもほぼ前陣に限定されます 相性自体は悪くないものの、ラバーのスペックがラケットに対して釣り合っていない印象ですね  バランスとしては良いとはいえないです

球持ち 3

ラバーがソフトなのでボールを掴む感覚が強いですが、特殊素材系でありながらガチガチで球離れの早いものではなく、硬質な木材ラケットのような打球感をしているラケットの特性も良く出ている為、球持ちは良い組み合わせとなってます(性能は別としてですが)  打球感のところでも書いていますが、ラケットの硬さをラバーが打ち消しているので、ハードヒッター仕様のラケットでもここまで球持ちがよくなっています

総評 3

ラケットはトップ仕様であり高いスペックを有していますが、ラバーに関しては相性自体は悪くないものの、ラバー自体のスペックに問題ありですね 何かしらの特徴があればよいのですが、スピード・回転性能共に厳しい為、本格的な使用には向いていない印象です 重く、ハードなラケットを使いやすくするのは大きいですが、ラバーの基本的なスペック不足がかなり響いてますね あえてこのラバーでなくても中国メーカーで似たようなラバーがある(729等)ので、そちらをチョイスする方がコスト的な負担は少ないです 組み合わせとしてはもったいない印象でしたね

アリ? ナシ? 実験者感想

これは素直に「ナシ」ですね  弾性不足や回転量等、不満に感じる部分が多々ありました 色々と残念な状態になってしまっています 個人的にはこの組み合わせは苦手ですね 良かった点を挙げるとすると、前陣で連続して振るには安定させられる事 でしょうか これは印象に残るくらいやりやすかったですね ただそれ以外が・・・・・ 総評でも述べていますが、軟らかい微粘着又は粘着を使用するのであれば、このラバーの選択は無いです 個人的に選ぶとするなら「キョウヒョウNEO」等の王道的な物か「SP」の様な軽量でソフトな物を個人的には選択しますね