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抜群の球離れ「DARKER SPEED 20 丸型 9mm」
(推定)

檜単板の最高峰「スピード」シリーズは数字により性能が異なります この「スピード20」は反発と球離れの良さが特徴で、速攻用ラケットとして開発されたラケットです その為、ボールを掴む感覚の強い檜単板の中では珍しく軽いタッチで飛ばしやすいラケットとなっています

※尚、「推定」としているのは入手した際にどのスピードシリーズか判別ができなかった為、所有している物
を全て打ち比べた結果このラケットが最も球離れの良い物だった為「スピード20」として掲載いたしました

スピード20角丸9mm(推定) (1)  スピード20角丸9mm(推定) (3)

DARKERの日本式のサイズは丸型が全長が約「242×132mm」程度で共通です 角丸は切り返しの良さを向上させる為、角型と比較して若干グリップが短くなっています(角型は92×21mm 丸型は82mm×21mm程度) これにより前陣でバックの操作性が向上するようになっています

スピード20角丸9mm(推定) (4)  スピード20角丸9mm(推定) (5)

スピード20角丸9mm(推定) (2)  スピード20角丸9mm(推定)

スピード20角丸9mm(推定) (6)   スピード20角丸9mm(推定) (7)

板厚は「9mm」で、単板では標準的な厚さですね 軽量で振りぬきやすいラケットです 打球感は単板の中では少し硬質に感じますが、打球感は良く、非常に早い球離れが特徴的です テンション等と貼ると打球感が硬くない事がよくわかります フィーリングは単板そのものでありながら、硬質に感じさせる球離れ という方が形容としては正しいかもしれませんね 軽い打球でも飛び出しが非常に早いので、表ソフトとの相性は特に良い印象を受けました ブレードの形状が丸型とはなっていますが、他社でいう「角丸型」です 他社のものと比較すると先端の膨らみがこちらの方が抑え目ですかね 極端な膨らみはありません

手に入れることが出来たラケットがある程度年数の経過した物の為、柾目の具合はかなり良いですね 年数が経っている為、香りは漂ってはいませんが、打球感と質感の高さはDARKERそのものです 近年では檜が非常に高騰の一途を辿っているので、今後は簡単には手に入らなくなってくる可能性が非常に高いです(今でもかなり高額ですが)

反発力や初速は他のスピードシリーズと比較してもトップクラスです その為「単板+硬めのラバー」という組み合わせよりは表ソフトやスマッシュ系に強い裏ソフトとの相性が良いラケットですね 球離れを最大に発揮できる組み合わせが「速攻用」たるこのラケットを活かす事になります 軽・中打の様なかテンポが要求される軽いタッチの打球でかなりシャープな球筋になるのは表使用の場合には非常に大きなメリットですね スピード15やスピード90の様な「フィーリング」は薄いですが、単板でありながら驚異的な球離れを備える事で差別化の図られているラケットです

球離れが良くなりスピードが出る反面「安定感」というのは 他のフィーリングの良いスピードシリーズとはやや譲りますね これはラケットの特性上仕方のない部分です 強いボールを受けた際に球離れの良さが出るので、距離感が異なりますね 通常の単板の感覚ではオーバーしますので、守備面でのコントロールに調整が必要となってきます  とはいえ単板のフィーリングが全くない訳ではないので、硬質で球離れの良いラケットと比較するとコントロール性は高いラケットです コンパクトなスイングで素早い切り替えし要求される前陣ではショート・強打共にコンパクトな打球でも威力を落とさずに打球できるバランスの良さが魅力です

単板の中では間違いなくトップクラスの弾性ですね 非常にスピード感のあるボールが放てます 打球感がすばらしいのは言うまでもないですが、ドライブよりもスマッシュに威力を発揮するラケットです テンション系でも硬めの方が打球感のバランスはとりやすいですね テンション表でも食い込みの強い物は打球感がソフトになりすぎる上にボールを捉えすぎてしまい、表ソフトの球離れが活かしづらいので適度な硬さを持つラバーの方がラケットの特徴をフルに発揮できる印象でした 非テンションでもこの球離れがあれば十分スピードは出せますね 従来のスピードシリーズとは明らかに性能が異なるので、強打が得意な場合は「20」 ドライブが得意な場合は「15」等と使い分けるシリーズです 20の球離れは非常に良いので、表使用では特にお勧め出来るラケットですね

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