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重たいキレと激しい変化
「SANWEI CODE」 0.6mm

中国の特徴的なラケットの印象が強いメーカー「SANWEI」ですが、ラバーに関してはなかなか地味にいい物が多数そろっています。 その中でも非常に驚いたテンション粒高「CODE」です。 テンション粒高というと「グラスDtecs」や「カオス」等が挙げられますが、この「CODE」はテンション系ながら使いやすさが魅力です

 

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粒高にしては珍しい「真空パッケージ」となっております。 なんかバーコードみたいなものが書いてありますね。 「テンション粒高」というと高性能な代わりに弾みが強すぎて、扱いの難しい物になっているのが最大の障害ですが、この「CODE」はテンション系にしては弾みが抑えられており、加えて薄い厚さのものもあるため、弾みに関する問題がかなり改善されます

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ロゴがシンプルでおとなしめです。 粒が少し太く感じますが、ほぼ平均的といってもいい大きさですね やや柔らかめで、少し押すと粒が倒れます。 弾みの抑えたラケット(デフプレイセンゾー(DONIC))での使用でしたが、厚さが「0.6mm」ということもあり、少し弾みが物足りなかったようです。 最近の「攻撃的カットマン」が使用する弾みの強めのカット用であれば、この厚さで十分でも問題はないですね

この粒高、キレと変化のバランスが非常に高いレベルで取られており、性能はかなり高いです。 カットでの使用ですが非常に重い切れたカットが飛んでくるため、驚きました。 このラバーは「ぶつ切りカット」がやりやすいようで、上から振り下ろすように切るイメージでのカットでやると切れたボールが出しやすいそうです。 切れた上にボールが大きく変化するため、かなり予測することが難しいボールが飛んできます

前陣で使用するとその変化幅と回転を利用したキレにさらに驚きます。 カット用だけでなく前陣でも高い性能を発揮していますね。 厚さの関係もありますが、ボールが止まり非常に変化のあるボールが返ってきます。 粒を意図的に倒すことでおおきなキレや変化も出るため、使い方次第で幅の広がるプレーが可能になっていますね

「グラスDtecs」や「カオス」は非常に高性能な半面、使いづらさやコストパフォーマンスが悪い等があります。 この「CODE」は高い性能を維持しながらコストパフォーマンスも非常に優れているため、おススメ出来る粒高ですね。 反発力や切りやすさなどは「カオス等」が上ではありますが、高いコストパフォーマンスと使い方次第では他のテンション粒高並に性能を発揮できるかもしれない高い性能がこのラバーのすごいところですね。 非常に優れた粒高です

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